M&A(事業継承)の基本戦略

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M&A(事業継承)の基本戦略

コラム | 2024.10.04

病院、クリニックのM&A(事業継承)は経営戦略の一環です。従って、設備投資や資金運用と同じように計画に基づいた目的を持つ必要があります。M&A(事業継承)の目的としては、診療圏のシェア拡大、新たな患者層の獲得、といった量的な拡大を目指す場合や、診療科の拡充、医療技術・設備の強化、優秀な人材の確保、ブランド力の強化といった質的な充実を目指す場合が挙げられます。既にM&A(事業継承)の対象となる病院、クリニックが決まっており、目的が明確であれば、次に法的手段を進める必要があります。対象となっている病院、クリニックの経営が健全であれば、経営権を取得するため、手続き的に煩わしさの少ない出資金の譲渡(持ち分有りの医療法人の場合)と社員・理事の入れ替えが最適な手段となります。

逆に前述のような経営資源に魅力はありますが、対象の病院、クリニックの経営内容が悪い、又は不透明な場合や既に経営が破綻している場合は、経営資源のみの買収に的を絞って、経営権の取得より労力と時間がかかりますが、事業自体のM&A(事業継承)のために事業譲渡(営業譲渡)を選択することになります。

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